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2022

04.28

2021年に突如再始動したブレイクビーツ・ユニティ「A.Y.B.FORCE(前Abnormal Yellow Band)」の音源が続々とサブスク・配信リリース! サンプリング美学を追求した至高のブレイクビーツをはじめ、プラットフォーム型コレクティヴとしても、オリジナル・メンバー以外の音源を毎週連続にてサブスク解禁!

A.Y.B.FORCE再始動プロジェクトの第5弾デジタル・シングルとして2021年にリリースされた、オリジナル・メンバーLark Chilloutによるサンプリング・ビーツ。ドラムブレイク曲のオリジナル・ドーナツから鳴るヒスノイズにも愛情が注がれた、荒々しくもメロウ、かつノスタルジックなブーンバップ。

デジタル配信はこちら 

タイトル:Been a Long Time
アーティスト:Lark Chillout, A.Y.B.Force feat. DJ TAHARA
配信スタート日:2022年4月29日(金)
形態:デジタルダウンロード・ストリーミング
収録曲数:1曲


自主レーベルJellyFloatOrganization主宰、埼玉県熊谷で活動するラッパーRAYKI a.k.a. DADDY18の、1st.アルバム『Dienamite』からの7インチ・シングル収録曲用に提供したインスト・ヴァージョンが、Harji-Professor名義でのブレイクビーツとしてサブスクに初登場。ブレイクダンサー狂喜の、疾走感あふれるファンキー・ブレイクス。

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タイトル:GOOD FOOT (Instrumental)
アーティスト:Harji-Professor, RAYKI a.k.a. Daddy#18, A.Y.B.FORCE
配信スタート日:2022年4月29日(金)
形態:デジタルダウンロード・ストリーミング
収録曲数:1曲


「A.Y.B. FORCE」の前身となる京都発のブレイクビーツ・ユニティ「Abnormal Yellow Band」による2002年リリースのアナログシングル “Funky Oreo 2000” 、そのB面曲である”Blow Your Whistle”が、サブスク・ストリーミング配信にて解禁。
骨太でファンキーなリズムと、コラージュ感のあるフレーズ展開が、やがてスキャット入りのイーヴンキックへと溶けてゆく、アトモスフェリックでダンサブルなブレイクビーツ。

デジタル配信はこちら

タイトル:Blow Your Whistle
アーティスト:Abnormal Yellow Band, A.Y.B. Force
配信スタート日:2022年4月29日(金)
形態:デジタルダウンロード・ストリーミング
収録曲数:1曲


Lark Chillout
90年代の京都にて、DJとビート・メイキングを開始。1997年、現FORCE POSSEの富田清と共に、京都発のブレイクビーツ・ユニティThe Funk Messangers~Abnormal Yellow Band~A.Y.B.FORCEを結成。以降リーダーとしてグループを牽引、数々のアナログ・リリースや、アルバム『Lost Breaks』などを中心的に手がけるも、2009年にDJ以外の活動を休止。そこから10年以上のブランクを経て、2022年現在は制作活動を再開している。

   


DJ Harji-Professor
埼玉行田BRONX出身、1994年より隣街のHOT TOWN熊谷を拠点にDJ活動を開始。DJとしては、ショットグラスが飛び交う中でレア・グルーヴ〜ソウル〜ヒップホップなどをヴァイナル・オンリーでプレイするご機嫌なテキーラおじさんだが、ビートメイカーとしてはRAIKI a.k.a. DADDY18の楽曲以外にも、TIP feat. 賽 & DELTA 9 KID”RAIN MAKER”や、舐達磨’sキャリア初期の楽曲”鉛玉”、熊谷の顔役グループMUSASABIのラッパーhieroの”臥薪嘗胆”、”GOOD FOOT”にも客演していたJESTAのアルバム収録曲の大半、OLD RIVER STATE”ステッピン・イン・ザ・スカイ”など多数の楽曲提供を行なう、埼北〜熊谷エリアの重要人物でもある。

   


Abnormal Yellow Band
90年代の京都に存在したレコード・ストアB-SIDE Recordsにて、NY帰りのオーナー富田清と、そこを訪れたDJ Larkが、互いのビートテープを交換し合ううちに始動したブレイクビーツ・ユニティ。
2000年、自主レーベルAssign NoteからDJ Lark & The Funk Messangers名義で”The Baddest Breaks & Beats EP”をリリース。当時のメンバーはDJ Lark (Lark Chillout)、Clifford B. Cumotta (富田清)、T-NICE、DJ TAHARA & DJ YU-KI (ULTICUT UPS!)、DJ Jun (Bulljun)。
翌2001年には東京のレーベルDELICと契約、それに際してAbnormal Yellow Bandに改名。2002年3月、先述のEP収録曲の新バージョンも含む12″シングル『Funky Oreo 2000 / Blow Your Whistle』を発売。翌年2003年には『Beaval Summit / Just a Lil’ Coke』と、『Beaval Edit -Japanese Lesson-』の2枚の12″シングルを発表、コンスタントにリリースを重ねて反響を得る。
前述のシングルの制作を通じて、MATSUMOTO HISATAAKAAがA.Y.B.の新メンバーとして加入したことを機に、名義をA.Y.B.FORCEへと変更。ULTICUT UPS!の伝説的なライヴ・ミックスCDの各種や、MATSUMOTO HISATAAKAAとの『Cut Up EP』シリーズなど、個々の動きが活発化する。2004年以降は各メンバーが関西から分散、東京、大阪、京都、宮崎県延岡、ニューヨークの各地で活動することになるも、グループとしては実質的に解散状態となる。


A.Y.B.FORCE
2003年のMATSUMOTO HISATAAKAA加入を機に、前身グループAbnormal Yellow Bandから名義を変更した、不特定多数のブレイクビーツ・ユニティ。翌2004年に解散。

解散後の2005年にP-Vineと契約、初のフル・アルバムにして未発表曲集となる『Lost Breaks』をリリース。以降Bulljunのソロ2作や、富田清、Bulljun、中井大介からなるユニットTonda Trioのアルバム、Lark Chilloutによるリミックス・ワークス、ULTICUT UPS!によるSalsoulレーベルのオフィシャル・ミックスなど、メンバー個々の作品リリースが続く。

2010年以降は表立ったリリースは無かったが、コロナ禍の2021年に突如活動を再開。オリジナル・メンバー以外のリリースも出掛けるプラットフォーム型コレクティヴとして、一年を通じてデジタル・シングルを計15タイトル連続でリリース。A.Y.B.から分派した宮崎の富田清やニューヨークのBulljunを中心とするグループも、新たにFORCE POSSEとして活動を開始するなど、本格的な再始動を果たしている。

   

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