LABELレーベル事業

CATEGORY

ARCHIVES

2022

08.19

ブレイクビーツ・ユニティ“Abnormal Yellow Band (現 A.Y.B. FORCE)”の出世作「Funky Oreo 2000」のジャズ・ファンク・リミックス「Funky Oreo 2000 (Routine Funk Remix)」が遂にサブスク解禁!

「A.Y.B. FORCE」の前身ユニット「Abnormal Yellow Band」の出世作にして、国産ブレイクビーツ・クラシックスでもある「Funky Oreo 2000 」を、東京クラブ・シーン黎明期から現在まで第一線で活躍するレアグルーヴ・マスター小林径氏が手がけたリミックスが、今回サブスク配信に初登場。オリジナルのメインフレーズはそのままに、極太なドラムが飛び跳ねドライヴしレアグルーヴが満載!よりダンサブルなジャズ・ファンク・ヴァージョンに昇華したアッパーチューン!

デジタル配信はこちら

タイトル:Funky Oreo 2000 (Routine Funk Remix)
アーティスト:Abnormal Yellow Band, A.Y.B. Force
配信スタート日:2022年8月19日(金)
形態:デジタルダウンロード・ストリーミング
収録曲数:1曲


Abnormal Yellow Band
90年代の京都に存在したレコード・ストアB-SIDE Recordsにて、NY帰りのオーナー富田清と、そこを訪れたDJ Larkが、互いのビートテープを交換し合ううちに始動したブレイクビーツ・ユニティ。
2000年、自主レーベルAssign NoteからDJ Lark & The Funk Messangers名義で”The Baddest Breaks & Beats EP”をリリース。当時のメンバーはDJ Lark (Lark Chillout)、Clifford B. Cumotta (富田清)、T-NICE、DJ TAHARA & DJ YU-KI (ULTICUT UPS!)、DJ Jun (Bulljun)。
翌2001年には東京のレーベルDELICと契約、それに際してAbnormal Yellow Bandに改名。2002年3月、先述のEP収録曲の新バージョンも含む12″シングル『Funky Oreo 2000 / Blow Your Whistle』を発売。翌年2003年には『Beaval Summit / Just a Lil’ Coke』と、『Beaval Edit -Japanese Lesson-』の2枚の12″シングルを発表、コンスタントにリリースを重ねて反響を得る。
前述のシングルの制作を通じて、MATSUMOTO HISATAAKAAがA.Y.B.の新メンバーとして加入したことを機に、名義をA.Y.B.FORCEへと変更。ULTICUT UPS!の伝説的なライヴ・ミックスCDの各種や、MATSUMOTO HISATAAKAAとの『Cut Up EP』シリーズなど、個々の動きが活発化する。2004年以降は各メンバーが関西から分散、東京、大阪、京都、宮崎県延岡、ニューヨークの各地で活動することになるも、グループとしては実質的に解散状態となる。


A.Y.B.FORCE
2003年のMATSUMOTO HISATAAKAA加入を機に、前身グループAbnormal Yellow Bandから名義を変更した、不特定多数のブレイクビーツ・ユニティ。翌2004年に解散。

解散後の2005年にP-Vineと契約、初のフル・アルバムにして未発表曲集となる『Lost Breaks』をリリース。以降Bulljunのソロ2作や、富田清、Bulljun、中井大介からなるユニットTonda Trioのアルバム、Lark Chilloutによるリミックス・ワークス、ULTICUT UPS!によるSalsoulレーベルのオフィシャル・ミックスなど、メンバー個々の作品リリースが続く。

2010年以降は表立ったリリースは無かったが、コロナ禍の2021年に突如活動を再開。オリジナル・メンバー以外のリリースも出掛けるプラットフォーム型コレクティヴとして、一年を通じてデジタル・シングルを計15タイトル連続でリリース。A.Y.B.から分派した宮崎の富田清やニューヨークのBulljunを中心とするグループも、新たにFORCE POSSEとして活動を開始するなど、本格的な再始動を果たしている。

リリースタイトルはこちら

   


小林径
クラブ黎明期から現在まで東京を代表するSelectorとして第一線で活動。90年代は初期レアグルーヴ・マスターとしてDJやリミックス、プロデューサーとして活躍し、自身のアルバム「routine」をドイツの99recordからワールドワイド・リリースし世界中が絶賛。00年代にはコンピレーション『Routine Jazz』シリーズが高セールスを記録し、Giles Peatersonのラジオ番組「WORLDWIDE」で特集を組まれるなど高い評価を受ける。近年は、LEFT FIELDをキーワードに実験性に富んだ表現スタイルを追求しその新境地は早くもコアなDJや音楽マニアの間で評判に。近年においては集大成とも言うべき作品『Whole lotta shakin go in on』をリリースし「2016年のペットサウンズ」と形容されるなど各方面から高い評価を受けている。

CATEGORY: