1975年、ジャズを歌い始め、1977年ハワイアンバンドの歌手としてプロデビュー、同時にポリネシアンダンサーとしても活躍、ウクレレ、スラックキーギターの美しい音色と共にハワイと日本の心を歌い上げ、多くの人々を魅了、2024年にデビュー50年を迎えたアグネス・キムラのハワイアンアルバム「Chotto Matte Kudasai」がついにサブスク解禁。
ハワイアンのトラディショナルから、70年代に多くのアーティストがカバーした「Chotto Matte Kudasai」、アグネス・キムラ自身による日本語、ハワイ語、英語を織り交ぜたオリジナル曲まで、ファルセットも光る歌声、ウクレレ、ギターが織りなすヴァラエティに富んだ名盤。
2001年発売。プロデュースはスラッキーギタリストの松本ノボル。ギター矢島眞、ウッドベースに川上トモヒロを迎え、ライブ感溢れる録音に仕上がっている。
<「Chotto Matte Kudasai」エピソード>
アルバムタイトルになっている「Chotto Matte Kudasai」、ハワイの人なら誰もが知っているフレーズであり、ハワイで歌い継がれている曲。「歌い継いでいく」と決めたアグネス・キムラが、今アルバムでは自身のスラックキーギター1本の演奏でしっとりと歌を聴かせる。
「Chotto Matte Kudasai」は、ロイヤル・ガーナー(Loyal Garner)が作曲、ジェーン・ナカシマ (Jeanne Nakashima) が作詞、“ハワイのシナトラ”ことドン・ホーに見い出され歌手デビューしたホテル・ラウンジ系シンガー、サム・カプー (Sam Kapu) が1971年に発表した曲。当時、地元ハワイではチャートの1位となるローカル大ヒットを記録。英語の歌詞に「サクラ」、「サヨナラ」「クダサイ」など、日本語の単語や語句を散りばめられた哀愁を帯びたメロディとセンチメンタルな歌詞による名曲として知られている。
国内では70年代にゴールデン・ハーフや、フォーリーブスなど当時の爆発的人気のグループをはじめ、数々のアーティストがカバー。エキゾチカの第一人者、マーティン・デニー、ハワイ出身で日系二世の世界的なウクレレ奏者ハーブ・オータ (オータ・サン) 率いるニュー・ハワイアン・バンドもインストルメンタルでカバーしている。
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<収録曲>
01. Pauoa Liko Ka Lehua
02. ‘Ulili E
03. Kaula Ili
04. Sailing Away
05. Will You Love Me Tomorrow? (Cover)
06. I Ali’i No’Oe
07. Sakura ‘Aina (Instrumental)
08. He Hawai’i Au
09. Don’t Sing Ke Kali Nei Au (ハワイアンウェディングソングを歌わないで)
10. No Na Kau A Kau
11. Maui Girl
12. Chotto Matte Kudasai (Cover)
<演奏>
ボーカル、ウクレレ、8弦ウクレレ、スラックキーギター:アグネス・キムラ
スラックキーギター:松本ノボル
ギター、コーラス:矢島眞
ウッドベース:川上トモヒロ
タイトル:Chotto Matte Kudasai
アーティスト:アグネス・キムラ
配信スタート日:2024年6月19日 (水)
形態:デジタルダウンロード・ストリーミング
品番:IMWCD-1671D
<Agnes Kimura プロフィール>
1975年、ジャズを歌い始める。1977年ハワイアンバンド「大塚竜男とパームセレナーダス」の歌手としてプロデビュー。同時にポリネシアンダンサーとしても活躍。以来、ハワイ州知事より功労賞を授与、ハワイの音楽賞「Hawaii Music Awards 国際部門賞」を2度受賞、デビュー30周年記念コンサートではホノルル市長より「日本とハワイを結ぶ音楽親善大使」のメッセージを送られるなど、日本を代表する実力派ハワイアンアーティストのひとり。
2007年、ハワイの伝統チューニングであるスラックキーギターを自在に操り、多方面で活躍中のギタリスト鈴木祐輔をメンバーに迎え、ベースの川上トモヒロと共に「アグネス・キムラ バンド」を結成。豪華客船クルーズ、ホテル、コンサート、ライブハウス、各イベント等に出演。スラックキーギターの美しい音色と共にハワイと日本の心を歌い上げ、多くの人々を魅了している。
2024年にハワイアンミュージシャンとしての活動50周年を迎えた。